オフロードバイクの操作に慣れてくると、どんどん山の奥深くへ行ってみたくなりますよね!
でも、ちょっと待ってください。
林道は僕たちライダーが遊ぶための専用コースではありません。
地元の人や林業関係者の方々に嫌われず、これからも長く楽しく遊ばせてもらうための「賢い時間帯選びとマナー」について一緒に考えていきましょう。
知っておきたい林道のリアル
山の入り口で未舗装の道を見つけると、「おっ、走れそう!」とテンションが上がってしまいますよね。
でも、林道というのはそもそも林業関係者の方が仕事で使うための道であったり、山の奥に住む方々の貴重な生活道路だったりします。
つまり、僕たちにとってはワクワクする非日常の遊び場でも、地元の人にとっては毎日の通勤路や職場の通路なんです。
そこを猛スピードで走り抜けたり、大きな排気音を響かせたりすれば、当然トラブルの元になります。
最悪の場合、「バイク進入禁止」の強固なゲートが閉ざされてしまうことも少なくありません。
僕たちの大切な遊び場をこれ以上減らさないためにも、まずは「お邪魔させてもらっている」という謙虚な気持ちを持つことが、オフロードライダーとしての第一歩になります。
お互いが気持ちよく過ごせるベストな時間帯
ツーリングの朝は早く出発して、誰もいない澄んだ空気の林道を一番乗りで走りたくなりますよね。
でも、静かな山あいの集落では、バイクの排気音は僕たちが思っている以上に遠くまで響き渡ります。
もし自分の家の前を、休日の朝早くからバイクが大きな音を立てて通り過ぎたら、あまりいい気はしませんよね。
地元の方の生活リズムを邪魔しないためには、早朝や夜間の走行は避けるのが無難です。
具体的には、皆さんが活動を始めている午前9時頃から、日が傾き始める前の16時くらいまでの日中の時間帯に走るのがマナーとしておすすめです。
明るい時間帯のほうが路面の状況(ワダチの深さや落石など)もはっきりと見えますし、万が一転倒してしまった時でも誰かに助けを求めやすいという、安全面でのメリットもあります。
土埃と排気音で嫌われないためのスマートな気遣い
気の合う仲間と一緒に複数台で林道ツーリングに行くのは最高に楽しいですよね。
でも、台数が増えれば増えるほど、排気音も巻き上げる土埃も何倍にもなってしまいます。
特に、未舗装路の途中に民家があったり、農作業をしている方を見かけたりした時は要注意です。
そのままのスピードで通り過ぎると、巻き上げた土埃が洗濯物や農作物にかかってしまい、多大な迷惑をかけてしまいます。
人がいる場所や民家の近くを通る時は、スピードを人が歩くほどの速度までしっかり落とし、高いギアを使ってエンジンを静かに保ちながら通り過ぎるのが大人のスマートな気遣いです。
すれ違う時に軽く会釈をするだけでも、お互いに気持ちよく過ごすことができますよ。
時間帯やスピードに少し気を配るだけで、地元の人も僕たちも気持ちよく林道を楽しめます。
ほんの少しの思いやりで、これからも長く遊べる環境を守っていきましょう。
